ミネラル酵母【脱 指定外添加物残留宣言!】

業界の新基準 安全・安心のミネラル酵母

yeast

ミネラル酵母とは?

ミネラル酵母とは、酵母培養時に無機ミネラル(硫酸塩や炭酸塩等の塩基と結合しているミネラル)を酵母に取り込ませ、酵母内のミネラル含量を高めた食品原料です。ミネラル酵母内のミネラルのほとんどは、ミネラルのたんぱく質や核酸などの成分と結合した形で存在します。牡蠣などの天然素材に非常に近い形で存在しているのです。
その歴史は、非常に長く、欧米諸国で30年以上の使用実績があります。また、学術的な研究も古く、すでに1976年には、Doisyら(「Trace Element in Human Health and Disease」)が、クロム酵母のクロムが血糖値を正常に戻す作用があることを報告しています。
近年でも、安価なキレートミネラルや無機ミネラルの使用が増える中、安全なミネラル素材として、活躍しています。

「フードスタイル21」2008年7月号に品質管理体制が紹介されました。 記事:ダウンロード(.pdf 175k)

メディエンスのミネラル酵母

亜鉛10%、セレン0.2%、クロム0.2%、銅0.9%、マンガン5%、モリブデン0.2%、ヨウ素1.5%

メディエンスの亜鉛酵母・・・特徴ならびに基本情報

製法

亜鉛酵母は、酵母と(有機・無機)亜鉛を原料に、主に以下の2通りの製法で製造されています。
1. 酵母に亜鉛耐性を与え、生きた状態の酵母に亜鉛を取り込ませる製法
2. 酵素などを用いて、酵母内の有機物に亜鉛を結合させる方法
一般的に①の製法にくらべ、②の製法の方が亜鉛含有率を容易に高めやすい反面、原料の無機亜鉛が残留しやすいと言われています。メディエンスの亜鉛酵母は、①の製法で作られており、亜鉛の含有量も10%と高含有な製品です。また、メディエンスの亜鉛酵母の原料亜鉛は、水溶性で且つ食品添加物でもある「硫酸亜鉛」を使用しています。

物性面・加工面における特徴

1. 固結性が低く、だまになりにくい
2. 酵母臭が比較的マイルドである
3. 流動性が良い
4. 亜鉛含量が10%であるため、使用量が10~150mg程度である

原料亜鉛の残留性

亜鉛酵母は、原料の無機亜鉛を残留する可能性があります。指定外添加物となっている酸化亜鉛や塩化亜鉛を使用している場合、その残留性をチェックする必要があります。特に、水に溶けにくい酸化亜鉛を原材料としている亜鉛酵母は、酸化亜鉛をそのまま残留していることが多いので、一層の注意が必要です。
メディエンスの亜鉛酵母の一番の特徴は、10%も亜鉛が含有しているのにも関わらず、原料となる結晶質の無機亜鉛(硫酸亜鉛)が残留していない点です。

○合格品:メディエンスの亜鉛酵母

→結晶質の硫酸亜鉛が検出されません。ほとんどが、たんぱく質や核酸など、酵母内の高分子成分と結合しているのが確認されています。

zn

○不合格品:酸化亜鉛が残留している亜鉛酵母の一例

※近年、酵母にミネラルを混ぜ込んだだけのもの、指定外添加物が残留しているものなど、粗悪品の原料が出回っております。 これらは、X線解析を行わないと判定できません。ご注意ください。

なぜ、天然亜鉛素材の中でも亜鉛酵母が良いの?

多く亜鉛を含む天然素材には、牡蠣肉エキスや藻類のエキスが存在します。近年、野生の牡蠣などからトリブチルスズが検出されるなど、天然の素材は、ヒ素、重金属、有機スズなどの有害成分も濃縮される可能性があるため、原料の汚染などの安全管理の面で心配が付きまといます。一方、亜鉛酵母は、外的汚染の心配がほぼないため、安心してご利用いただけます。
 また、ミネラル酵母に使用されているの酵母は、ビールやワインを醸造にも利用されています。安全上、全く問題がありません。食品添加物ではないので、食品添加物を極力使用しないというコンセプトの商品にもご利用いただけます。

表示名称例

亜鉛酵母、亜鉛含有酵母、酵母(亜鉛含有) など

包装

1kgアルミ袋、5kgアルミ袋、25kgダンボール(内装ポリ袋)

原料規格

外観・性状: 淡黄色の粉末
臭い: 酵母特有の臭い
水分: 6.0%以下

亜鉛含有量: 10.0~12.0%(原子吸光光度法)
たんぱく質: 34%以上

重金属(Pbとして): 10ppm以下
ヒ素(Asとして): 2ppm 以下

一般生菌数: 3000CFU/g以下
カビ・酵母: 100CFU/g 以下
大腸菌群: 陰性
サルモネラ菌: 陰性

規格成分の亜鉛について

からだの中には亜鉛を欠かせない酵素が200種以上あり、細胞の維持や形成に非常に重要なミネラルです。新陳代謝のためにはなくてはなりません。代謝・ターンオーバー・アンチエイジングをキーワードとしたダイエット食品や美容を目的とした食品にご活用ください。

業界紙記事

■ヘルスライフビジネス(ヘルスビジネスマガジン社)2006年11月1日(.pdf)

○現在、行政でもミネラル酵母内の指定外添加物の残留性が議論され始めています。

メディエンスのセレン酵母0.2%・・・特徴ならびに基本情報

製法

セレン酵母は、生きた状態の酵母にセレン塩を取り込ませる製法で作られています。メディエンスのセレン酵母の原料は、水溶性の亜セレン酸ナトリウムを使用しています。もちろん、原料セレンの残留性も徹底的にチェックされています。

原料セレンの残留性

セレン酵母は、原料の無機セレンを残留する可能性があります。原料として使用されている亜セレン酸ナトリウムは、指定外添加物ですので、その残留性を亜鉛酵母以上に徹底的チェックされています。
※セレン化合物には、食品として認められているものはございません。ただし、現在、セレン化合物を酵母に取り込ませた食品、セレン酵母は、食品原料として認められています。

X線による分析結果

se

表示名称例

セレン酵母、セレン含有酵母、酵母(セレン含有) など

包装

1kgアルミ袋、5kgアルミ袋、25kgダンボール(内装ポリ袋)

原料規格

外観・性状: 淡黄色の粉末
臭い: 酵母特有の臭い
水分: 6.0%以下

外観・性状: 淡黄色の粉末
臭い: 酵母特有の臭い
水分: 6.0%以下

セレン含有量: 0.19~0.21%
たんぱく質: 45%以上

重金属(Pbとして): 10ppm以下
ヒ素(Asとして): 2ppm 以下

一般生菌数: 3000CFU/g以下
カビ・酵母: 100CFU/g 以下
大腸菌群: 陰性
サルモネラ菌: 陰性

規格成分のセレンについて

からだの中には亜鉛を欠かせない酵素が200種以上あり、細胞の維持や形成に非常に重要なミネラルです。新陳代謝のためにはなくてはなりません。代謝・ターンオーバー・アンチエイジングをキーワードとしたダイエット食品や美容を目的とした食品にご活用ください。

業界紙記事

セレン(セレニウム)は、抗酸化作用のあるミネラルで、ビタミンEと一緒に働いてからだの組織の老化や硬化を防いでいます。亜鉛と合わせて美容や健康を目的とした食品にご活用ください。

メディエンスのクロム酵母0.2%・・・特徴ならびに基本情報

製法

クロム酵母は、生きた状態の酵母にクロム塩を取り込ませる製法で作られています。メディエンスのセレン酵母の原料は、水溶性のクロム塩を使用しています。もちろん、原料クロム塩の残留性も徹底的にチェックされています。

原料クロムの残留性

クロム酵母は、原料の無機クロム」を残留する可能性があります。原料として使用されているクロム塩(化合物)は、指定外添加物ですので、その残留性を亜鉛酵母以上に徹底的チェックされています。
※クロム化合物には、食品として認められているものはございません。ただし、現在、クロム化合物を酵母に取り込ませた食品、セレン酵母は、食品原料として認められています。

X線による分析結果

cr

表示名称例

クロム酵母、クロム含有酵母、酵母(クロム含有) など

包装

25kgダンボール(内装ポリ袋) ※現在、受注発注での供給のみ

原料規格

外観・性状: 淡黄色から茶色の粉末
臭い: 酵母特有の臭い
水分: 7.0%以下

クロム含有量: 0.19~0.21%

重金属(Pbとして): 10ppm以下
ヒ素(Asとして): 2ppm 以下

一般生菌数: 3000CFU/g以下
カビ・酵母: 100CFU/g 以下
大腸菌群: 陰性
サルモネラ菌: 陰性

規格成分のクロムについて

糖分と脂質の代謝を助けるミネラルで、インスリンの働きを強めたり血液中の中性脂肪やコレステロールを減らす役割を果たしています。