クリルオイル(アスタキサンチン含有オキアミ抽出油)

海のカロテノイド(アスタキサンチン)
※本製品は、製品化や試作に当たり、契約書などの必要性はございません。
※低温圧搾抽出オイルであるため、無添加、有機溶媒フリーの安全なクリルオイルです。

Krill(クリル)とは

Krillとは、
和名でオキアミであり、甲殻類(エビやカニ)の一種です。オキアミは、良質なリン脂質、n-3脂肪酸(DHAやEPA)やミネラル成分を豊富に含んでいます。また、エビ、カニなどの甲殻類の殻に含まれているアスタキサンチンも豊富に含まれています。このアスタキサンチンは、抗酸化力が非常に強く、機能性成分として近年非常に注目を浴びています。

krill

メディエンスのクリルオイルは
メディエンスのクリルオイルは、100%Pureなクリルオイルです。南極オキアミ(学名:Euphausia superba)より、有機溶媒を使用せずに、低温圧搾で抽出されています。有機溶媒の残留や有機溶媒によるクリルオイル成分の化学変化などの心配がない、安心の一品です。
 メディエンスのクリルオイルは、n-3脂肪酸(オメガ3)、n-6脂肪酸(オメガ6)、アスタキサンチンなどを規格成分としております。アスタキサンチンを特徴成分としたサプリメントやソフトカプセルのキャリアーオイルなどにご利用いただけます。「アイケア」や「美容」を目的とした製品にご活用ください。

メディエンスのクリルオイルの規格成分について
→オメガ-3脂肪酸(DHA、EPA)・・・10~25%以上

DHA

DHA(Docahexaenoic acid)は、ドコサヘキサエン酸という魚の脂肪に多く含まれる不飽和脂肪酸の1つです。マグロ、ハマチ、サバなどに多く含まれています。DHAは体内でつくることができない必須脂肪酸で食品からとらなければならない栄養素です。
 DHAは人間のすべての細胞に存在し、特に目、脳、心筋、胎盤の順に多く含まれています。脳細胞においては、記憶学習機能をつかさどる海馬という部分に多く含まれ、ここで神経細胞の情報伝達をスムーズにします。
 DHAをたくさん摂ることによって、脳細胞が活発化し記憶力、判断力、集中力が高まります。最近では、老人性痴呆症への有効性や、妊娠中にDHAを多く摂ることで胎児の脳の発達に効果を発揮することが報告されています。

dha

fish

EPA

EPA(Eicosapentaenoic acid)は、エイコサペンタエン酸という魚の脂肪に多く含まれる不飽和脂肪酸です。マグロ、ハマチ、イワシなどに多く含まれています。EPAは体内でつくることができない必須脂肪酸で食品からとらなければならない栄養素です。
EPAは、動物油に含まれるステアリン酸、オレイン酸に比べ固まりにくい性質があり、血液の粘性を抑え流動性をよくしてくれます。グリーンランドのイヌイット(エスキモー)について疫学調査をしたところ、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞などの成人病がきわめて少ないのは、日常的に食べている魚やアザラシに含まれているEPAやDHAよるものであることがわかっています。

epa

アスタキサンチンエステル ・・・0.15%以上

アスタキサンチンは、天然色素であるカロチノイドの一種です。主に海産物に含まれる赤色色素で、サケやイクラ、鯛やキンキ、エビ、カニなどに含まれています。また、特殊な藻類(ヘマトコッカス:Haematoccous pluvialis)や酵母にも含まれます。生体では外界からのストレスで活性酸素や紫外線の影響を受けますが、体表面にこのアスタキサンチンを溜めることにより、それらの攻撃から身を守ります。
 近年、このアスタキサンチンは、ビタミンEの約1,000倍、β-カロテンの約40倍もの強力な抗酸化作用を有することで、非常に注目を浴びています。しかも、成分自身が酸化ことから、その活性は細胞膜で発揮され、そのことにより、体内で様々な高い生理活性を示します。

■カロテノイドの一重項酸素消去定数(清水ら、1992年)
 アスタキサンチン:3.3(10-9 kq)  β-カロテンの約40倍!!!
 カンタキサンチン:2.1
 ゼアキサンチン:0.22
 β-カロテン:0.089
 フコキサンチン:0.009
 ハロシンシアキサンチン:0.004

■南極オキアミ油とヘマトコッカスのアスタキサンチン組成
-南極オキアミ油(高市ら, 2003年)
 モノエステル体:34%
 ジエステル体:46%
 フリー体:20%
-ヘマトコッカス
 モノエステル体:70%
 ジエステル体:10%
 フリー体:5%

自然界において、このアスタキサンチンは、フリー体(遊離体)、モノエステル体、ジエステル体の3つの形で存在します。オキアミや藻類に含まれるアスタキサンチンは、エステル体(モノエステル体、ジエステル体)を多く含みます。
アスタキサンチンは、ヒト(男性3名)にジエステル体のアスタキサンチンを投与した臨床試験より、選択的に吸収の間に選択的にエステル体の分解が行われていることが示されています。一方、アスタキサンチンの抗酸化作用は、フリー体において発揮されますが、安定性や腸管吸収はエステル体の方が優れ、体内において酵素によってフリー体に変換するので、エステル体の方がより体内で強い抗酸化作用を示すと考えられています。

包装

バルクオイル:25kg、190kgポリタンク

一日の摂取量目安

600mg~1200mg(アスタキサンチンエステルとして1mg ~2mg)

規格

外観・性状: 赤色の液体
臭い: 独特な臭い
比重: 約0.9

オメガ-3-脂肪酸: 10~25%
オメガ-6-脂肪酸: 1.5~3.0%
エステル型アスタキサンチン: 1.0~1.5mg/g

ヒ素(Asとして): 3ppm 以下
鉛(Pbとして): 0.5ppm 以下
カドミウム: 1ppm 以下
水銀: 0.1ppm以下

一般生菌数: 3000CFU/g以下
カビ・酵母: 100CFU/g 以下
大腸菌群: 陰性
サルモネラ菌: 陰性